今回は、「車の維持費は年間いくら必要なのか?普通車の高い維持費を減らすコツ」についてFP目線で8個お送りしていきたいと思います。
地方住まいだと、車は生活に必要だけど、ローン、ガソリン、保険、車検、補修…などいろんな維持費が高くつきますよね(´;ω;`)
僕は地方都市在住なのですが、電車やバスの便があまり良くない地域なので、車が手離せないだけに、辛いところです。
子供が居る家庭は、荷物も載せられて移動が楽なので、要りますよね!
あなたの車の維持費は年間いくら掛かっていますか?
えっっっ!?こんな使ってるの!?
ってことも大いにあるかと思います。
そこで今回は、FP有資格者の目線で「車の高い年間維持費を減らすコツ8選」をお送りします!
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車の維持費は年間いくら?普通車の場合はどのくらい?
下記のように全てが平均的な人のモデルケースの場合を計算しました。
- 駐車場:年間12万円
- ガソリン:年間16万円(160円/L・燃費10km・1万キロ走行)
- 任意・車両保険:年払い7.5万円
- 自動車税:年間4万円
- 車検:1年当たり5万円(2年に1回込み込み10万円の車検を受けた場合)
- オイル・タイヤ等消耗品:1年当たり2万円(僕の嫁さんの車のおおよその実績)
この平均的な人のケースの場合、合計すると… 車の年間維持費は46.5万円です。
※参考:CASIO keisanサイト平均値より
走行距離・駐車場代・ローン有無などにもよって、維持費にかなりの振れ幅があります。
例えば、持ち家の方はそれだけで駐車場代が0円になるので、かなり安くなりますよね。
あなたも是非、上記の項目に数字を当てはめてみて確認してみてください(o^-^o)
因みに僕の車の場合は下記のようになっています!
これから紹介する対策を全てやってきたので結構安いんです!
- 駐車場:0円
- ガソリン:年間12.8万円(160円/L・燃費10km・8千キロ走行)
- 任意・車両保険:年払い3.5万円
- 自動車税:年間4万円
- 車検:1年当たり3万円(2年に1回込み込み10万円の車検を受けた場合)
- オイル・タイヤ等消耗品:1年当たり1万円(僕の嫁さんの車のおおよその実績)
僕の車の2023年の実績を計算してみると… 車の年間維持費は24.3万円でした。
最初は、僕も何も知らずに高い維持費が掛かっていました。
しかし、これから紹介することをやった結果このように維持費をほぼ半分にすることができたんです。
腰を上げるまでは少し面倒だったけど割と簡単にできたので結構オススメですよ!
車の高い年間維持費を減らすコツ8選
それでは、車の年間維持費46.5万円を、僕が実際に約半分にしてきたコツを順番にご紹介していきたいと思います。
その1.走行距離を減らす
もちろん走行距離が多いほどガソリン補給が増えるので高くなります。
車通勤してる場合は、ガソリン代を支給してくれるからとんとんじゃない!?
と思ったらヤバイです!!
オイル交換やタイヤ交換もその分余計に必要になるし、故障や事故のリスクも相対的に高くなります。
走行距離が嵩むので車の買い換え周期も早くなってしまいます。
2023年のようにレギュラーガソリンが1リットル180円まで高騰しても支給してくれる交通費は変わらないので、むしろ損してるんじゃないかと思いますね(T∀T)
走行距離を減らすために僕がやったこととして…
- 買い物など用事はなるべくまとめて済ます。
- 勤務先の近くに住む。
- 通勤で車を使わず、中古の安い原付きを使う。
これだけでもかなり走行距離を削減できました。
通勤で車を使わないというのはかなり効果としては大きいと感じました。
その2.駐車場代を減らす
持ち家ならもちろん0円ですね!
我が家は持ち家なので0円です!
賃貸や月極め駐車場などを借りるときは都道府県やその地域によってかなり変わってきます。
一番高いのがやっぱり東京都で平均月22,592円で、年間271,104円
一番安いのが、平均月5,214円で、年間62,568円になります。
(※参考:アットパーキング月極駐車場の平均賃料(2021年))
このように、住む地域によってもかなり左右されます。
僕は独身時代、いくつか賃貸アパートを移り住んでいましたが、家賃に駐車場代が含まれているところが多かったです。
やっぱり郊外に行くほど家賃と共に駐車場代も安くなっていくという傾向でした。
郊外の安い物件を選ぶのも良いですが、もし会社の寮などがあれば駐車場代が格安であったり、無料である場合が多いので僕的には一番オススメです!
僕が勤めている企業は、駐車場代が無料でした!
その3.車のローンを組まない
車の直接的な維持費では無いかもしれませんが、ローンを組んでいる場合、払えなくなったら売るしか無くなるので、そうした意味で維持費と捉えられますよね。
借入期間や金利にもよって変わってきます。
車の売り主(ディーラー)が提示してくる条件より、銀行で借り入れする方が安い場合もありますので、よくよく比較検討しましょう!
僕が検討していたときは、車屋さんより、銀行ローンの方が圧倒的に安い金利を提示してくれました!
メガバンクがじゃなく、地方銀行でも結構頑張ってくれますよ。
どうしても欲しい車があるときは仕方ないです、僕は、中古車を一括払いで購入することをオススメします!
金利コスト0で済みますもんね(o^-^o)
年間の維持費を左右する要素は他にも、税金、メンテナンス、燃費、車種などいろいろ要素がありますが、一例としてご紹介しました。
その4.車検費用を安くする
あなたは車検はどこでやっていますか?
買ったお店や、お知り合いのお店でずっと車検していないですか?
僕は付き合いで、お知り合いのところで長年車検をしていました。車の販売店や個人でやっているところは基本的に高いです。
実は探せば、もっと安くなります。
例えば、大きい所は個人店より割安になっていることが多いです。
オートバックスでは、有効期限付きですが、車検をした人に「メンテナンスカード」をくれます。
これを提示すればオイル交換などのサービスが無料で受けられます。(オイルは購入必要)
普段のメンテナンスでも節約が可能になります!
僕は、車検をお願いするお店を変えて、車検1回あたり5万円くらい安くできるようになりました!
夫婦で2台車があり、交互に毎年車検しているので、2年で約10万円。すなわち、これだけで1年で5万円も経費削減できました。
その5.車のメーカーを選ぶ
僕の父が長年、自動車関連の仕事をしているのですが、やっぱり車のメーカーによって故障率に違いがあるようなんです!
僕の父の経験談なのですが、トヨタとホンダの車は相対的に故障が少なく、軽4でも普通車でも20万キロ以上も大切に乗られている車が多いみたいなんです!
年代や車種による違いも多少はあるかもしれませんが、現役業界人の生の意見です。
故障が少ない車を選べば、言うまでもなく修理費や買い替えの費用を少なく抑えられるので、年間維持費の削減に繋がりますよね(^^)
因みに僕はトヨタ車ですが、嫁さんは違うので、次に嫁さんが買い替えるときはトヨタ車にしようと思っています。
また、Google先生に尋ねれば、「故障が少ない車種」という情報も入手できるかと思います。
参考になれば幸いです。
その6.車の保険を乗り換える
自動車保険も高いですよね!!
車を買ったところで加入して、長年そのまま払ってるよー!という方も多いと思います。
見直しはめちゃめちゃ面倒ですもんね。
僕も面倒くさ過ぎて腰が上がるのにだいぶん時間が掛かりましたが、保険の見直しで年間7万円以上かかっていたのが、違う保険に乗り換えて年間4万円弱の約半額まで年間維持費を減らすことができました!
普通車でも軽4でもネット保険が結構安いです。
どの保険に入っても無事故割引等級もそのまま引き継げますので、メリットしかないです。
さらにネット保険ならは新規乗り換え〇〇〇円引き!などのキャンペーンをしている場合が多いので、劇的にお得になります。
中には、割引キャンペーンを目的に1年ごとにネット保険を乗り換えしている猛者も居ます笑
最も安い保険のはどこか比較できるのがあります。
今の保険内容や、車種などを5分くらいでササッと入力して見積比較ができます。
人身障害補償はいくらつければ良いのかな?など迷ったときは、他の人はいくらにしてる人が多いなど項目ごとに確認することができます。(↓こんな感じ)
保険の内容ですが、古い車なら車両保険はつけなくても良いと思います。
「車両保険」というのは特約の部分で、事故して修理代金が必要になったときに、保険会社がくれるお金です。
保険証にいくらか書いてると思います。車の年数が経つほど、金額が下がっていきます。
「古い車」という基準ですが…例えば事故して20~30万円くらいの修理代金がかかる!ってなったとき、「修理」と「買い替え」を天秤に掛けて
古いしそれなら買い換えようかな。。
と思えるところです。
車両保険もそこそこ掛かるので、それなら外してしまって、浮いた分を貯金などで未来に置いておいた方が賢明です。保険の掛け金は残りませんもんね。
その7.車に対する見栄を捨てる
率直に言うと、新車は買わず、中古車を買うことをオススメしてます。
僕も中古の普通車ばっかり乗っています。理由は…
- 新しいのは最初だけ
- 中古は事故したときの心理ダメージが比較的少ない
- 新しくても新車よりかなり安い(車種による)
- ローン購入なら借入金額が少ないので支払う金利も少なくて済む。或いは一括支払いができる。
です!物にもよりますが、中古でも「えっ!?これ新車じゃないの!?」ってくらいキレイなのに、新車よりもかなり安く買えるというケースが殆どです。
家や物と同じで、新品というのは「誰も乗っていない」、「未使用である」という『ブランド』なんです。
誰かの所有物になった瞬間に「中古」となり、「新品ブランド」が無くなった瞬間に価値が下がります。
我が家はお金持ちでもなく、一般家庭なので「新品のブランド」より「中古のコスパ」を取って、ローンを組まずに年間の維持費を低く抑えています(^^)
その8.職場の近くに住む
職場の近くに住めば、通勤にかかる「走行距離」がかなり抑えられ、車の減耗(故障リスクやオイル交換など)が減ります。
車の買い換え周期も長くできて、結果的に車の年間維持費を大幅に減らすことができ、大変コスパが良いです。
2023年現在、ガソリン代が高騰していますが、通勤手当は高騰してないですよね?ガソリン代が安かった時代に比べ、かなりコスパが悪い状態になっています。
また、通勤手当ってだいたい普通車のガソリン台くらいで、オイル交換代、タイヤ消耗費、車検代、保険代などは多くの場合含まれていないと思います。
さらに、通勤時間を抑えることにより、自分の時間も多く確保できるようになります。
1つの考え方ですが、通勤するために移動している時間は、拘束されていて自分の時間ではありません。この部分に対する手当て出ないので、職場から遠くに住むことは、コスパが悪いといえます。
因みに僕は、職場からかなり近くの地域に住んでいます。
理由は…こんだけ語っといてアレなんですが、実はコスパ云々はではなく、朝が超弱く、なるべく寝ていたいからです(;^_^
通勤はバイクか自転車なので、10分未満です!
【まとめ】車の維持費は年間いくら?普通車の高い維持費を減らすコツ8選!
いかがでしたでしょうか?
今回は、「車の維持費は年間いくら?普通車の高い維持費を減らすコツ5選!」として
- 車の維持費は年間いくら?普通車の場合はどのくらい?
車の高い年間維持費を減らすコツ8選
- 走行距離を減らす
- 駐車場代を減らす
- 車のローンを組まない
- 車検費用を安くする
- 車のメーカーを選ぶ
- 車の保険を乗り換える
- 車に対する見栄を捨てる
- 職場の近くに住む
のラインナップでお送りしました。
冒頭にもあったように、年間維持費は、条件(走行距離・駐車場代・ローン有無など)にもよりますが全てが平均的な人のモデルケースの場合、年間維持費は46.5万円でした。
- 駐車場:年間12万円
- ガソリン:年間16万円(160円/L・燃費10km・1万キロ走行)
- 任意・車両保険:年払い7.5万円
- 自動車税:年間4万円
- 車検:1年当たり5万円(2年に1回込み込み10万円の車検を受けた場合)
- オイル・タイヤ等消耗品:1年当たり2万円(僕の嫁さんの車のおおよその実績)
このように車の維持費って、見えにくいですが意外と高く、家計を圧迫する大きな要素のひとつです。
少し手間がかかりますが、この面倒な見直しを一回頑張るだけで大きく年間の家計を改善できるのでささっと見直して賢く節約していきましょう!
この記事で、あなたの車の維持費が少しでも減らせられたら嬉しいです!
車の維持費を減らすことができたら、他の項目もきっと減らせますよ!
家計の他の項目の把握方法や削減方法などについて、僕のこちら↓の記事を参考にしていただけたら嬉しいです(o^-^o)
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