今回は、産休に入る前の人が職場の人に配る「産休クッキー」がうざいとネットで炎上している件についての話です。
産休に入る前に多くの人がクッキーなどちょっとしたお菓子を配りますよね。
- 産休に入る前のご挨拶として
- お世話になりましたという感謝を込めて
- みんなへお知らせするため
などの目的のために配っているかと思います。
僕の職場でも、つい先日に産休に入る前に後輩がクッキーを職場のみんなに配布していました。
そこで今回は題して『産休クッキーうざい!ここまで炎上した理由や元ネタを徹底リサーチ!』という感じで、順番にお送りしていきたいと思います。
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産休クッキーがうざいと言われる衝撃の理由5選
産休クッキー。全方向経験者から言うと、これは投稿者というより、デザイン者の問題。
マタニティマークもそうだけど、購入者使用者しか見てないから無駄に可愛いだけ盛り込んだ物を作ろうとする。
受け取る(配慮する)側へのお願いの気持ちをデザインにするべき。2.3枚目なら戦いに行く事は伝わる。 pic.twitter.com/qWC5AcX9gV— ことり (@oyHo7Uif4pCMSZ0) April 17, 2024
配る方は良かれと思って配っている産休クッキーですが、受け取る側は「うざい」と思っている人がいる可能性があります。
その証拠に最近、「産休クッキーがうざい」などとネット(X)で話題になっています。
では、なぜ友好的なつもりで配っているクッキーをうざいと思われるのでしょうか?
理由を5つに分けてお送りしていきたいと思います。
1.余計な負担やめんどくささ
クッキーを受け取った側は受け取る側は、余計な負担や義務感を感じる場合があります。
例えば…
- 贈り物を受け取ったからには何かお返しをしなきゃ…
- 何か気の利いた優しい言葉をかけなきゃ…
など気を遣うことが面倒に感じて「ちょっとうざいな…」と感じてしまう人が居ると思います。
2.温度差がヤバい
これから産休に入ろうとしている妊婦さんは、これからのマタニティライフや子供の胎内での成長のことで頭がいっぱいで熱くなっています。
一方で、クッキーを貰う側の社員さんは、仕事や自分のことで頭がいっぱいで、他の人のことには殆ど興味がないです。
自分が思ってるより、他人って自分のこと見てないんです。
そういったところで、クッキーを配られ絡まれたら、「うざい」などと思ってしまう人が居るかもしれません。
仲の良い同僚であれば、クッキー配りのついでにマタニティライフの話なんかもできるかもしれませんが、それ以外の人には無暗やたらに配布しない方がいいかもしれません。
3.そこまで仲良くない&親しくない
産休クッキー配るべき人を間違えた場合に、うざいと感じられることがあるかもしれません。
他部署でお普段からよく話をする人や、同じ部署の親しい関係の同僚間では受け入れられるかもしれません。
ただ…
- 今まで1,2回くらいしか話したことが無い人
- 挨拶程度の関係
の人にも産休クッキーを配るとどういうことが起こるかというと
そんなに親しくないのに急にどうしたんだろうか?とクッキーを配られたことに不自然さを感じて怪しく思う人が居ます。
誰々には配ったのに、誰々には配ってないとなったら面倒だから全員に配ってる…
と言う人も居ますが、そんな細かい所まで観察している暇人は居ないし、そもそもみんな他人にそこまで興味がないです。
相手との距離感も多少意識して挨拶できれば良いと思います。
4.個人的にねたんでいる可能性
産休に入る社員が誰かに個人的にねたまれている場合に「うざい」と思われます。
こういう場合は、クッキーに限らず何をやってもうざがられてしまいますね。
- 個人的に〇〇さんが何となく合わない
- 気に入らない
- 苦手なタイプ
- 過去にいざこざがあった
など人間、誰しも周りの1~2割くらいは相性などの関係で自分を好意的に思わない人が居ます。
なので、そういう人はどうしようも無いので相手にせず放置して自分の道を生きましょう!
5.休まれることにより自分に負担が増えるから
これが一番の理由かもしれませんが、負担増に対するネガティブな気持ちが「うざい」を生んでいる可能性が高いです。
産休取得は法令で決まっているので、皆さん取得できますが、お休みした分の穴埋め人員が補充されることは少ないです。
僕の職場でも、残された社員皆でカバーしています。
残された人たちはこれから仕事も時間外勤務も増えるんだろうな…と考えます。
一方で、産休に入る社員はこれから仕事を1年も休め、さらに子供を迎え幸せな家庭を築く。
この環境の差に嫉妬心のような物が芽生え、「うざい」と思ってしまう人は多いと思います。
これ、産休を取る人は何も悪くなくて、穴埋めフォローを現場に丸投げしている会社が100%悪いと個人的に思っています。
産休クッキーがここまで炎上した理由は?
産休産休に渡したお菓子がまわってきたから便乗(笑)
私の産休クッキーはこれ↓産休産休→ヨックモック
復帰→WEST喜んでいただけたし、きちんとご挨拶できたし、間違いないよ✌️
食べたくなってきたー pic.twitter.com/4ab0IHFSYU— 稀助🎋取引してない時は鍵 (@mareka2017) April 17, 2024
「産休クッキー」は昔からあったのに、なぜ今さら大炎上してしまったのでしょうか?
現代ならではの考えられる理由がいくつかあるのでご紹介していきたいと思います。
最近の深刻な人手不足のせい
前述しましたが、2024年時点の日本では穴埋めの用の人員を用意されることが少ないです。
ひと昔まえであれば、「この人は何の仕事をしているんだろう?」というようないわゆる窓際社員のような人たちがたくさん居ました。
社員の頭数が多かった時代は多少の仕事量が増えても人海戦術で何とかカバーできていました。
しかし最近はどこの会社も応募しても誰も来ないような状態になっているので慢性的な人不足に陥っています。
これは少子化のせいでもあります。
なので、昔より「1人」の存在が重いんです。
全体の人数が少ない分、1人抜けると残された人に掛かる負荷も大きくなってしまいます。
同じ思いの人が多かったから
SNSでバズるということは、同じ意見の人が多かったということです。
Xは、口コミのようにどんどん拡散されていきますがそのためには「共感」が必須です。
誰にも共感されないような物は、見るだけでリツイートなんかしませんもんね。
2024年は子育て世帯が話題になっているから
2024年は政府の施策によって子育て世帯が話題になる年となりました。
- 児童手当増額
- 授業料減免検討
- 出産手当金の拡大検討
- 産休・時短の手当や給付の引き上げ検討
など少子化対策として政府は様々な施策を検討しています。
これをもう子育てが終わった世帯や独身世帯など恩恵を受けられない世帯がよく思っていません。
「私たちだってしんどいのは同じ」と。
子育て世帯関連の話題にみんながいつもより敏感になっているせいで、今回産休クッキーが話題になったんだと思いました。
産休クッキー炎上の元ネタは?
産休クッキー炎上の元ネタを探したのですが、これというものは見つかりませんでした。
Xでは多数のリポストで皆の意見が加わりながら同時多発的に拡散されていったようです。
炎上の理由となるリポストが多くなる要因の一つとして、賛否両論の意見があったからです。
- 配っても配らなくてもどうでも良い
- こんな幸福押しつけクッキー無理
- 一通りの挨拶のため必要
ああでもない、こうでもないと人によって意見が多数に割れ、思うところがあり自分の意見を言いたい人がたくさん居たので拡散→炎上したんだと思いました。
【まとめ】産休クッキーうざい!ここまで炎上した理由や元ネタを徹底リサーチ!
産休クッキー、ご迷惑をおかけしますなのにハピハピなイラストなのが微妙のような。
このくらいなら笑えるけどねー pic.twitter.com/UaDSTCDmz5— 🦀タモリン (@hapiOMENYA) April 17, 2024
今回は、『産休クッキーうざい!ここまで炎上した理由や元ネタを徹底リサーチ!』ということで
■産休クッキーがうざいと言われる衝撃の理由5選
- 余計な負担やめんどくささ
- 温度差がヤバい
- そこまで仲良くない&親しくない
- 個人的にねたんでいる可能性
- 休まれることにより自分に負担が増えるから
■産休クッキーがここまで炎上した理由は?
- 最近の深刻な人不足のせい
- 同じ思いの人が多かったから
- 2024年は子育て世帯が話題になっているから
■産休クッキー炎上の元ネタは?
という感じでご紹介してきました。
経済的はもちろんですが、心情的な面でも子育て世帯が暮らしやすい世の中にすることも少子化対策に必要ではないのかな?と思いました。
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