今回は家計の黄金比で4人家族の予算を自動計算できるツールを作りましたのでご紹介していきたいと思います!
(家計の黄金比ツールはこちら)
家計管理がうまくいかず、なかなか思うように貯金ができない…
永遠の悩みですよね。子育てに仕事に忙しいのにうまくやってる人なんか居るのか!?と思いますよね。我が家は嫁さんがお金に無関心なので、僕が家計の予算管理をしていますが、やり始めは全然ダメでした。
使ってないつもりなのに、どんどん貯金残高が減っていく…というヤバい感じでした(泣)
そこからいろいろ勉強し、ファイナンシャルプランニング技能士(2級)の資格を取得して、徐々に家計を見直して黒字化できました。
僕・嫁・子ども2人の4人家族なのですが、全員分の積立投資までできるようになりかなり改善できました。
そこで、僕が黒字化までに意識してきた「家計の黄金比」(4人家族の場合)についてご紹介していきたいと思います。
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家計の黄金比は?4人家族のケース
厚生労働省サイト含め、いろいろなサイトで調べた結果、4人家族の子育て世帯の最適な家計の黄金比は以下のグラフのようになるのが適していることが分かりました。
サイトによって、若干パーセンテージが違いましたが、それらを平均化すると、概ねこのような感じになりました。
オーバーしている項目があると、そこは一般的な家庭より「使いすぎ」な状態です。全項目を予算内に収めれば、毎月黒字の「ボーナスに頼らない健全な家計」が作れます。
僕も、年に2~3項目ずつくらい、1項目ずつ見直しを進めていますが、まだ全ての予算を黄金比内には収められていないです。
それこそ最近はあらゆる物の値上げや、子どもの成長状況にも応じて、年々環境が変わるので最初に見直した項目についても、常に見直しをすることが必要だと肌をもって感じているところです。
子どもがめっちゃ食べるようになってきたので、数年前に比べて食費が結構かかるようになってきました(^^;
まずは、自分の家計はどのような収支なのか?意識することが家計見直しのスタートです。
まず興味を抱いて、何を使い過ぎているのか?を自分で調べていかないと、見直しようがないですもんね!
「家計の黄金比」で4人家族の予算をツールで計算してみよう!
あなたの家庭の「手取り月収」を入れると、4人家族の場合の家計の黄金比が分かるようになっています。
いかがでしたでしょうか?
「全部予算内に入ってるよー!」
って家庭は、かなり優秀だと思います!スゴいです。我が家もまだ、全部は見直ししきれていないですので。。
「全然ダメ!殆ど予算オーバーしてるよー!」
って家庭は、これから家計の見直しを頑張っていきましょう(^^)
ここで、黄金比を確認していただけただけでも、問題意識を持たれていて、素晴らしいです!
全然ダメじゃないです。僕も最初、面倒くさ過ぎて、腐りそうでしたが、自分や家族の将来のためにその問題意識を持続さえすれば、必ず家計改善していけます!
「家計の黄金比」で計算した4人家族の予算モデルをご紹介
下記のような平均的な収入の4人家族の場合、黄金比でそれぞれの予算がどのようになるか?一例としてツールを使って計算してみました。
家族構成:夫35歳・妻35歳・娘5歳・息子4歳 (4人家族)
- 世帯年収:584万円 (30代世帯年収平均※)
- 手取り年収:約478万円
- ボーナス:夏冬にそれぞれ2ヶ月分
- 手取り月額:298,750円
※参考 総務省「2021年家計調査」より
手取り月額である、298,750円から毎月やり繰りして、ボーナス夏冬手取り合計である1,195,000円は黄金比の予算には入れないこととします。
ツールに月額予算「298,750円」を入れると、各項目の予算はこのようになりました。
- 住宅費:74,688円
- 保険料:20,913円
- 食費:41,825円
- 教育費:35,850円
- 貯蓄:29,875円
- 光熱費:20,913円
- こづかい:29,875円
- 通信費:17,925円
- 日用雑貨:8,963円
- 雑費:17,923円
いかがでしょうか?
通信費の予算、意外と多いじゃん!
食費予算は意外と少ないなあ…
など、このように予算が目に見えると、人それぞれ、思うところはいろいろあるかと思います。全てをこの予算内に抑えればボーナスがまるっと貯金できます。
では、具体的にどのようにしていけば良いのか?を次にご紹介したいと思います。
「家計の黄金比」へ実予算を近づけるための4人家族での具体的な方法
- さきほどのツールであなたの家計の黄金比を計算
- 各項目の実際の支出を把握する
- 黄金比からはみ出しているところをひとつずつ見直していく
これだけです。
コツは一気に全部やろうとせず、項目ごとに時間を掛けてひとつひとつ見直していくことです。
黄金比からはみ出しているところは、一般的に見て「使いすぎ」になっている部分なので、必ず見直しシロがあるはずです。
通信費がオーバーする!
例えば、通信費が予算オーバーしているなら夫婦ともにスマホを格安キャリアにするなど。我が家も夫婦ともに格安キャリアなのでスマホ台は二人で5,000円くらいです。
キャリアメールが無いと困る!という方は、月額数百円とかでそのまま持ち出しできますので、それさえ払えばとりあえずそのままキャリアメールが使えますよ!
格安キャリアへの乗り換えは、よほどスマホが古くない限りはそのまま使用できます。
乗り換えする前に「ahamo」や「UQ mobile」など会社ごとに「対応機種一覧」があるので、持っているスマホでそのまま乗り換えできるかどうかは、そちらで確認可能です。
どうしても乗り換えが面倒だな~って方は、とりあえずは、スマホプランの見直しだけでも多少安くできるかもしれません。
何年も同じプランで変えてない!という方は新しい料金プランが新設されている可能性があるので見直す価値ありです。
保険料がオーバーする!
保険費がオーバーしている場合は、保証が過剰になっている可能性があります。健康保険や厚生年金保険など日本は公的保険が充実しているので、民間保険は意外と無くてもいけます。
僕は、なんやかんやで3年に1回くらい入院していて、かれこれ累計5回以上入院してますが、医療保険には入っていないです。
保険の見直しは比較的少ない労力で大きな効果が得られるので、おすすめです。
見直すのに腰上げるまでが面倒なんですけどね(笑)
こちらの保険見直し本舗がおすすめです。
また、最近はFPさんに相談すれば、例えばこちらの【マネプロ】など、無料でライフプランを組んでくれるところもあります。
ライフプランを組めば、最低限必要な保証を受けられる保険をセレクトして提案してくれます。
家族状況や年齢により、必要な保証額は千差万別なのでライフプランを組んで貰うのはオススメですよ!
こだわりがあって予算内オーバーする!
あと、我が家もそうなのですが、「食」にこだわりがある4人家族だから削りたくない!という方は他の項目でその分を削ればOKです。
黄金比はあくまで目安ですので、ガチガチにしなくても全然OKです。目標は総額でオーバーしなければ大丈夫です。
各家庭ごとに様々な事情があると思うのでそこは臨機応変に行きましょう!
大事なのは、予算を意識して家計を改善したい!というその気持ちですよ。
【まとめ】「家計の黄金比」で4人家族の各予算を計算!何を使い過ぎているのかを簡単に把握!
いかがでしたでしょうか?今回は…
- 家計の黄金比は?4人家族のケース
- 「家計の黄金比」で4人家族の予算をツールで計算してみよう
- 「家計の黄金比」で計算した4人家族の予算モデルをご紹介
- 「家計の黄金比」へ実予算を近づけるための4人家族での具体的な方法
のラインナップでお送りしました。
平均的な収入の4人家族の家庭(30代夫婦・幼児2人)では「家計の黄金比」の予算は以下のような結果になりました。
手取り月収:298,750円
- 住宅費:74,688円
- 保険料:20,913円
- 食費:41,825円
- 教育費:35,850円
- 貯蓄:29,875円
- 光熱費:20,913円
- こづかい:29,875円
- 通信費:17,925円
- 日用雑貨:8,963円
- 雑費:17,923円
収入によって大きく変わってきますので、あなたの家計の各予算はいくらになるか?是非とも試してみてくださいね!
「食」や「趣味」などにこだわりがある場合は、その項目で予算オーバーした分をどこかで削減してフォローできればOKよ!とお話ししました。
この予算を意識しておくだけでも結果は、きっと良い方向に変わります。
あなたの家計改善に少しでも役にたてば嬉しいかぎりです(^^)
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