今回は、毎年大晦日のNHK紅白歌合戦が終わった後の23:45 ~ 24:15まで放送されている「ゆく年くる年」に関する話題です。
全国の神社の年越しの様子を、アナウンサーのナレーションと共に順番に中継していく番組ですが
「つまらない」などとネットでよく話題になっています。
確かに年末年始は派手な特番が多いので特にそのように感じてしまうのかもしれないと個人的に思いますね。
ゆく年くる年は…
- つまらないと話題になっているの?
- つまらないと言われる理由は?
- 過去の視聴率はどうなっているの?
- なんでこんなに高視聴率なのか?
- ネットでの口コミ・レビュー・感想はどんな感じ?
ちょっとだけ、気になりますよね!
ということで、今回は題して
『ゆく年くる年がつまらないと話題?視聴率や口コミ・感想レビューもまとめ!』
という感じで順にお送りしていきたいと思います!
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ゆく年くる年はつまらないと話題?
ゆく年くる年は本当につまらないと話題になっているのか?僕なりにいろいろと調査してみました。
調査した結果、ゆく年くる年を視聴していない人は「つまらない」と思っている傾向が強かったです。
対して、ゆく年くる年を視聴している人は面白いから視聴しているわけではなく、静かに且つ厳かな気持ちで年越しをしたいから視聴していると思われます。
求めている物が違うんですね!
「つまらない」と言っているのは、カウントダウンライブなど、エンタメ番組が好きで盛大に年越しをしたいと思っている人が多いという印象を持ちました。
様々な意見を、僕の見解を交えて紹介していきたいと思います!
一般人の何気ない日常を切り取ったような優良番組です。ずっと続けてほしい番組です。
ゆく年くる年を絶賛する感想も非常に多かったです。
派手な特番が多い年末年始で、ゆく年くる年はある意味で目立っていると思いました。
ゆく年くる年を観てて何が面白いのですか?
これに対する回答)面白いとかではなく、深夜の神社という厳かな風景が日本人の心に響く番組だと思います。
ゆく年くる年を見る人は、「面白いから」見ているのではないということが分かりました。
ゆく年くる年、昔は「山寺で行われる、地元住民だけが参加する年越し行事」をよく取り上げていたのに、最近は大寺院とか観光施設とかばかりでつまらない。
— INOHARA Tohru (@tukinoha2) December 31, 2021
昔から視聴している人は最近の変化に「つまらない」と言っていました。
時代の変化に合わせて番組内容を変えていくことも重要かもしれないですが、このような伝統的な長寿番組は、変え方によっては本来の雰囲気が崩れる恐れがあります。
長く見ているファンにとっては、昔と変わってしまったのでつまらなくなったということですね!
この辺のバランスはとても難しいと思いました。
毎年、視聴率も高いので「つまらない」とかの次元ではなく、ゆく年くる年を見るのが年越し習慣の一部と化している人が多いのではないかと思いました。
ゆく年くる年がつまらないと言われる理由5選!
ネット界隈で、「ゆく年くる年がつまらない!」と言われる理由はいったい何なんでしょうか?
調査した結果と私の考察を交えて5つ理由をご紹介していきたいと思います!
紅白歌合戦とのギャップが激しすぎるから
ゆく年くる年は紅白歌合戦が終了した後に放送されます。
紅白歌合戦といえば、誰もが知るエンタメ番組で、毎年初登場の歌手なども居てたいへん盛り上がりますよね!
その明るい盛り上がった感じから、いきなり雰囲気が変わって深夜の神社の中継リレーに変わるわけなのでそりゃそう言われても仕方ないですよね(^^;)
カラオケ大会が終了した瞬間に、直ぐ神社に移動してご祈祷を受ける。そんなイメージだと思います。
近年のテレビ離れの影響
近年、若者を中心にテレビ離れが進んでいて、AmazonPrimeやNetflixなどのVODやYouTubeなど、見たいときに自分の興味があるものを見れる時代になってきています。
見たい物を選べないテレビは、過去の産物になりつつあるというところが、「つまらない」と言われる一つの大きな理由です。
思えば僕自身も昔よりテレビを見なくなりました。
その分、AmazonPrimeやYouTubeを見ていますね。
ターゲット層の不一致
「ゆく年くる年」は、神社の中継ということで主に中高年層を対象としています。
エンタメを重視している若者世代にとっては「自分には合わない」と感じる人が多く、関心が低いため、「つまらない」という感情に繋がっているのだと思います。
僕も若いときから番組の存在を知っていましたが「見たい」番組ではありませんでした。
でも最近歳を重ねてきて神社の場所やナレーションのコメントが少し気になるようになってきましたね。
パターンが毎年同じだから
伝統的な長寿番組であるということもあるかもしれませんが、番組の流れが毎年同じようなパターンで進んでいきます。
目新しさや新たな発見を求めている視聴者からは物足りなさを感じられ、「つまらない」に繋がってしまっているのかもしれません。
雰囲気が重たい番組だから
特に若者層は、年末年始休暇中でこともあり、バラエティー番組のようなユーモアがある番組を見たいと思う人が多いです。
一方で「ゆく年くる年」は、その年に起こった出来事をナレーションで振り返っていく番組なので、時には重い内容のトピックスが放送されることがあります。
バラエティーを求めている人からすると、きっとチャンネルをかえたい気持ちになりますよね。
僕個人としては、年越しの瞬間はカウントダウンライブなどで楽しく迎えたいなと思ってしまいます。
ゆく年くる年の過去の視聴率はこちら!
特に若者世代から「つまらない!」と言われているゆく年くる年ですが、特番がひしめき合う年越しの神聖な時間帯ですが、視聴率はどのようになっているのでしょうか?
毎年多少の変動はありますが、約20%になっているようです。
2022年の視聴率は18.4%でした。
全国のご家庭ではテレビ設置台数が所有推計人口は、約1億2000万人なので、1%につき120万人が観ていると概算できます。
18.4%だと、2208万人もの人が見ている計算になります。
テレビ離れが進みつつある社会ですが、こう見るとまだまだ多い気がしますよね!
因みに、最も視聴率が高かったのは、1963年の放送回で57.4%の視聴率を記録しました!
もう60年にもなりますが、このとき観るのが習慣化していた家庭で、親から子へ、子から孫へ受け継いで観られている証だと思います。
ゆく年くる年はなぜこんなに高視聴率なのかを調査!
前節でゆく年くる年は意外と高視聴率であることに触れてきました。
では、なぜこんなに高視聴率なのでしょうか?
調査結果をご紹介していきます。
ゆく年くる年を毎年見るのが習慣化しているから
ゆく年くる年は1955年からの長寿番組であるため、毎年家族で見るのが習慣化している家庭が多く存在しているからだと思われます。
習慣化されていたら、見ないと気持ち悪いくらいの感覚になりますよね。
長く放送されていることもあり、ファン=毎年習慣的に見ている人が増え続けた結果、このように高視聴率になったものと思われます。
ゆく年くる年も年1回しかない特番だから
他の年末年始特番と同じように「ゆく年くる年」も長く放送されている特番です。
1年に1回しか無い番組で希少性が高いことや、 多くのゆく年くる年のファンが厳かでありつつも、年末の風物詩として楽しみにしている可能性が高いです。
中高年層は特に、ガチャガチャしたバラエティー特番を見るよりも、「ゆく年くる年」を見ながらしんみり、静かに新年を迎えたいというニーズが高いです。
高齢者が増えているので、そりゃ視聴率も維持されると思いました。
ゆく年くる年から共感を得られるから
「ゆく年くる年」では、その年に発生した1年間の主要な出来事がナレーションにより振り返られます。
これにより視聴者は、しんみりと1年間の出来事を振り返りながら、ナレーションが行われます。
共感を味わうことができます。特に、家族や仕事の職場の中で共通の思い出やテーマが取り上げられることが多いのでたくさんの人の共感を得られ、それがリピーターを増やす要因になっています。
しんみりと1年間を振り返りながら年越しをしたいな、と思ったら僕も見るかもです。
ゆく年くる年の口コミやレビューを調査!
(画像設置部分)
そんなゆく年くる年のネットでの口コミやレビューをご紹介していきたいと思います。
疲れた。やることそこそこ終えた。テレビは相変わらずつまらない。紅白歌合戦は耳障りでしかない。どうしてこんな人間になってしまったのか自分でもよくわからない。少しだけ眠ろう。ゆく年くる年やるまでソファで横になって寝る。
— チロルさん@ふらふら (@q0YjX67MPVU7Clm) December 31, 2022
ゆく年くる年が始まるまではテレビを観ててもつまらないから寝て過ごすという方がいました。この方からは、普段は忙しいからしんみり年越ししたいという印象を感じました。
紅白はつまらないけれど、ゆく年くる年は観る
これだけの為に1年間受信料を払っているようなもんだ(笑)— 大地 (@daichi5510) December 31, 2022
逆に紅白の方がつまらない!と言ってる人もおりました。
ゆく年くる年は僕が思っている以上に人気があるんだな!と思いました。
「ゆく年くる年」を見た感想
野球場で「きつねダンス」を踊っているところが映ったとき、家族そろってがっかりした。初詣を行っているお寺や神社などを映してほしい。— GaS_ガス (@GAS_55555) January 4, 2023
こちらは僕的に非常に興味深い感想でした。
2022年大晦日の放送回はエンタメ性の高い「きつねダンス」が流されましたが、それに幻滅したとの感想です。
「きつねダンス」の明るい感じが、「ゆく年くる年」の重厚な雰囲気とはかけ離れていて、実際に放送を見た僕も、そのギャップに非常に違和感を覚えました。
「ゆく年くる年は今までのままが良い」というのがよく分かった感想だと思いました。
【まとめ】ゆく年くる年がつまらないと話題?視聴率や口コミ・感想レビューもまとめ!
いかがでしたか?
今回は、
『ゆく年くる年がつまらないと話題?視聴率や口コミ・感想レビューもまとめ!』
ということで
- ゆく年くる年がつまらないと言われる理由5選!
- ゆく年くる年の過去の視聴率はこちら!
- ゆく年くる年の口コミやレビューを調査!
というラインナップでご紹介してきました。
あなたは年末年始は、何をして過ごしますか?
何かの習慣がある人は、いつもと違うジャンルのテレビを視てみるのもいかがですか?
マンネリ化した年越しイベントが打破され、何か新たな発見があるかもしれません。
2024年もよいお年を!
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